一番美味しかったレストラン ドイツ9
まだまだ続く、オーリーのドイツ旅行。
未だ、2日目を語っているのが信じられない(笑)
テディベア博物館を出て昼食をとるために、ギーンゲンの街の中にある家族経営の「SCHLUSSEL」という名前のレストランにお邪魔する。
私たちがドイツ語の書かれた本を片手に、カタコトのドイツ語で話しかけると、そのお店のお母さんが、倍にして言葉を返してくれたり、学校が休みなのか小学校2年生くらいと中学生くらいの息子さんが素敵な笑顔で料理を運んできてくれたりで、とってもアットホームなお店だった。
そこで、ミネストローネスープと、ポーワエスカロップ、ヌードル、洋ナシのコンポートとアイスを食す。
これといって決して珍しいメニューでは無かったけれど、見た目ほどぜんぜんクドクなく、でも味はしっかりとしみ込んでいる。
振り返ってみると、ドイツの食事はどれも美味しかったが、その中でも一番美味しい料理だった。本場の家庭料理だったからかもしれない。
今でも、その時の味が蘇ってくるくらい記憶が鮮明に残っている。
昼食をすませ、ギーンゲンの街を出発。一路ミュンヘンヘ・・・。
移動で半日が過ぎミュンヘンに着く頃には、夕方5時。7時の夕食の前に1時間半のフリータイムが与えられた。
夕食はドイツで一番有名とされているビアホールの「ホフブロイハウス」の予定らしい。
あまり離れてしまっては、ホフブロイハウスの場所を見失うので、近くをうろうろすることにした。
ビアホールの前では、馬車の荷台にチェロやバイオリンなどを弾き語る、陽気なおじさんたちが絶えず演奏をしていて、まわりではみんながジョッキやワイングラスを交わし夕食を楽しんでいる。とっても雰囲気づくりがうまい!
私もワクワクしてきた。
ミュンヘンでは毎年7月後半から約一ケ月間、ミュヘン芸術週間が始まるらしい。
ちょうどその時期だったようで、オペラハウスの前を通りかかったらすごい人だかりになっていた。
これは、世界中から選りすぐったオペラ歌手により上演する企画で、その豪華な内容で世界的に有名だそう。
オペラハウスの外でも映像が大きなスクリーンで中の演奏が一部流れているので、ワイングラスを片手に美しく着飾った紳士淑女が外でも楽しんでいます。腕を組合い、ゆったり語らいオペラを堪能しているカップルの姿を、更にワクワクしながら眺ていました。
その後テンションの上がった私は、ビアホールでドイツの美味しいビールをあびるほど飲んで、ミュヘンでの夜を過ごしたのは言うまでもない。
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