ケイトンのがんばり
ケイトン、幼稚園への登園6日目。雨が降りました。
理由があって、幼稚園バスの乗り場までは、ケイトンの足で歩いて10分くらいのところまで行かなくてはなりません。
「雨だから、ケイトン行きたくないな・・。」
ポツリとつぶやいた。
それでも、今日も笑顔でバスに乗り込んで行った。帰りも笑って帰宅。
夜になり、先に眠ったちいちゃんを横に、布団へ二人で潜り込む。
ケイトン「ケイトン、何日も頑張ってひとりで幼稚園に行かないかん。」
口をへの字にして、涙をポロポロと流すケイトン。
ケイトン「あしたは、ママも一緒にバスに乗ろうよ。」
オーリー「いいよー、一緒にバスに乗っちゃおうかな。大人も乗れるんかな。」
ケイトン「うん・・・。」
ケイトン「あしたは、幼稚園おやすみですって、せんせいが言ってた。」
オーリー「そうなのかー。ママ、幼稚園で歌とか歌いたいから行こうと思ってたのになぁ。残念やー。」
ケイトン「ママ、ギュウして。」
オーリー「ケイトン、家でも園でも、悲しくなったり、寂しくなったら泣いていいんだよ。」
…ちいちゃんのオムツとおしり拭きを買いに行かなくちゃ…と最近言っていた私。
私が買い物リストを彼に伝えると、それをいつもちゃんと覚えておいて、外出した時には「ママ、○○買っていかなくちゃ。」と教えてくれる。
それを、今日はケイトンが幼稚園に行っている間に買いに行ってきた。
ケイトンが家に帰ると、玄関にオムツとおしり拭きがドサッと置いてあった。それを見て、
「買い物、もう行ってきたの?」
「うん、ケイトンが幼稚園に行ってる間に行ってきたんだー。」
そう私が答えた後のケイトンの顔が、私の頭に残った。
ショックだったみたいなんだ。いつも一緒に買い物に行って、お手伝いもしたりしてたのに、今日は自分の知らない間に行っちゃった。みたいな。それもあって、今日は、彼の頑張っていた緊張の糸が切れた。と、思う。
出来る限り穏やかに、ゆっくりケイトンの話を聞いて、受け止めながら、でも暗くならないように話をした。
オーリー「ママ、ケイトンを公園で送った後、帰らずにずっと公園にいてケイトンを待ってる。」
ケイトン「ほんと?」
オーリー「うん、公園にいるね。」
ケイトン「・・・。」
オーリー「明日、バスに乗る時に寂しくなったら、今みたいにギュウってママとしよう。そしたらきっと寂しくなくなるよ。」
ケイトン「うん。。。」
ケイトン涙は流れる。鼻水も流れる。
しばらく黙った後、
ケイトン「ママ、公園で待ってて。ぼく、がんばってひとりで幼稚園にいきます。」
そんなふうに言った。
彼の決意だと思った。
だから私も、「わかりました。」とだけ答えた。
何も考えていなかったわけではなくて、一緒にバスに乗るお友達が、泣いて嫌がっている時も、バスの中で私に手を振っている時も、朝制服に着替えている時も、歩いて公園に行く時も、ケイトンなりに感じて、なんだかわからない孤独感と闘っていたのだと、思った。
自分で涙を拭いて眠っていった彼の頭を撫でながら、ジーンとなった。
そんなケイトンにエールを送る意味で、今日、五月人形を飾りました。
これは実家の母が、ケイトンが生まれた年から、一体ずつ作ってくれて、3体に増えた人形達です。
今年は、屏風と漆塗りの台をいただきました(^0^)アリガトー!
「ケイトンとチイちゃんが、元気でたくましく育ってくれますように」
と、願いを込めて作られたこの人形達が、どうか今のケイトンの力となり、そっと背中を押してくれますように。。。
Comments
今までは、お父さん、お母さん、チイちゃんと一緒に
いろんな事を学んで、たくましく成長していったケイトン。
これからはオーリーさんの知らないところでさらにさらに
いろんなことを吸収してたくましくなっていくんでしょうね。
いつもきちんと向き合えてて、しっかり受け止めようとしてて
本当にステキだな〜って思います!!
自分に出来る気がしない…。これからどうなっていくのかな〜
それにしてもお母様素敵!
五月人形てなんか怖いイメージが強かったんですけど、こうゆうの飾りたいです。
繊細なケイトンだから、そうゆうコトを言い出す気がしてたけど、GW 明けとかその位かと思ってたわ。
オーリーはいつでもしっかりケイトンに向き合ってるから、幼稚園で自分に100%で向き合ってくれる人がいないコトに気付いての寂しさだったのかも。
笑顔いっぱいの園生活が送れるように、祈ってるよー♪
ケイトくん、がんばってるね。そりゃそうだ、どんなに笑顔だって、ゴキゲンに通ってたって、ママと離れて寂しくないわけはない。
帰ってきたら買い物してあったのがショックだったのも、なんだかとっても分かるなぁ。「ママの生活」の中に「自分」がいなくなったのが、ショックだったんだろうね。
うちの娘も、今のところ「行きたくない」と言ったのは、体調が悪かった一日だけだったけど、きっと色々我慢してるんだろうなぁ。私もオーリーちゃんみたいに、ちゃんと向き合って受け止めてあげなくては!
ちゃんと向き合えているかはわからないけど、向き合いたいと努力はしてるんだ。放おっておいても子は育つ風でいて、でもポイントはしっかり抑えておきたいって思うんだ。あと、子供じゃなくて、1人の人として付き合いたいといつも思ってる。出来ているかは別として。
34℃ちゃんこそ、楽しいかぁちゃんになると思うよ。子供は生まれてきてくれただけで、あぁ、自分の大作だぁ〜って思えます♪( ´▽`)
楽しみだねぇ。
確かに五月人形って、怖いイメージあるよねー。
売ってるのは、むちゃんこ高いし、かといって気に入るのがなかなか見つからないしで、自分で木彫りで作っちゃおうかと思ったくらいよ(笑)
そんな中、母が作ってくれて、毎回楽しみで。あとは、バックに鯉のぼりか、旗みたいのを自分で作ろうかとおもっているよ。屏風にかっこよく筆文字でもいいかもね。こんなとこでも、楽しんでるよ。自分で作れるって得よねー(^∇^)
ありがと。そう、意外に早かったの。
そう言い出すのも雨がいかんねー。マンションの下までバスが来てくれれば行くとか言い出すし(笑)私も同感ー!だし(笑)
次の日は泣かずに幼稚園バスに乗って行ったけど、すぐに幼稚園から連絡があって迎えにいったよ。幼稚園の先生も、ケイトくんがこんなに泣いて足が痛いって言って動かないなんておかしいって。さすがプロ。
朝からあちこちが痛い〜、寒い〜といって動かずにいてさ、でも、熱ないしアラアラ(~_~;)と思ってたんだけど、ホントに痛かったんだね。熱も帰ってきてから39度に上がってさー。
もっと息子を信じてあげればよかったと反省。決めつけって思いやりをなくすよねー(笑)
レス遅くなりましたm(_ _)m
ぽしくさんが言うとおり、チビさんは体調が悪い時にも、ちゃんとサインをだしていて、弱音を吐きやすいんだね。ジュナちゃんもそうだったもんね。一日で治ってよかったね(^ ^)
ただ、今の時期はホントにそうなのか、ただナーバスになっているのかがわかりにくい(^_^;)
ケイトンは、熱が出そうな時に足が痛いと言うということがわかりました。ひとつの目安にはなるね。
まだ三才は、聞いてもちゃんと症状を自分で説明出来ないから厄介だー( ;´Д`)
そして彼はさっそく、幼稚園で胃腸かぜをもらってきました。今日は休日診療にいったりしてバタバタだったよ。こうやっていろいろな菌をもらって、強くなっていくんだね。
頑張れチビ達!
元気に登園してくれることが、どれだけありがたいことか身にシミました。早く元気になぁれ。
そのうち喜んで幼稚園に行く日が来るんだろうね。
それはそれで、ちと寂しい気もするよねーf^_^;)
ほんと、一緒にいられる時間なんて人生のひとにぎりなんだねぇ。
ちらっと写真で見えたけど、オーリーの入園式姿もカワイイね♡
ママさんだねー♪( ´▽`)
すてき。
わたしのお腹のちびさんのお誕生日が決まりました( ´ ▽ ` )ノ
5月10日に手術だよ。
予定日より11日早い38週目にあたります。
未来の怪獣か?天使か?を出してくるねー(`_´)ゞ
安い割にいいよね♪
それにしてもケイトンも頑張ってるね〜。
ケイトンを見習って、オレも会社行きたくないけど、がんばって行くぞー!!!
あと、お知らせですが、ウチも9月に家族がまた一人増えることになりました(^^)v
大人の階段って(笑)
体調が悪い時は、誰でも弱音はくよね。それをちゃんと気づいてあげないとなーって思ったよ。
週末も胃腸風邪で、上から下から大変でしたわw
でも、ケイトンは食欲があるからあれが食べたいこれが食べたいと言いまくり(⌒-⌒; )だから、食べれないんだっつーのって、半分キレ気味の私。難しいね〜。
未来のマルマルちゃん、5/20だったら、ケイトンと同じだったのになー。そうはうまくはいかないねw
楽しみにしてるよ(^∇^)もう一ヶ月無いジャーン!ドキドキ。もうすぐ会えるよー。もうすぐママだよ。もうすぐ三人家族になるね。旦那くんと2人でご飯食べに行っといでー。
あ、入園式の私の服ね、お義母さんの服を借りて行ったのー。凄い新鮮だったよ。
IKEAの椅子、安すぎるー!!(^∇^)
すごく使えるね。
ケイトン見習って名古屋の太田くんも頑張って会社いくって、笑える〜。うん、行けー!
わー素敵なお知らせ♪( ´▽`)
ベビチャンがお腹の中なのね。今度はどちらかな?ママは子供が2人になるとすっごく手がふさがっちゃうから、名古屋の太田くんなら大丈夫だと思うけど、今以上に一緒に子育てしてあげてね。パパのヘルプは、ママの精神面を助けてくれるから。よろしくー。
今度はギリギリまでお腹の中にいてくれるかなー。頑張れベビチャン。
「がんばって行きます。」って一言が、ちゃんとおーりーに言えるのは、
おーりーからいつも愛されてるのがわかってるからなんだよね。
私も、子供たちにそういう安心感を与えられる教師でありたいよ。
なかなかこの愛は、思春期ちゃんたちにはわかってもらえないけどねー(笑)
ケイトン、あぁ言ったわりに、園で淋しくなって泣いてるらしい。
っていうか、基本甘えん坊だから、先生に構って欲しいんだと思うんだ。だから、気を引くようなことしたりしてるんじゃないかな。平気にしてると、今の時期は放っておかれるからね。
愛情って難しいね〜。与えようと思って与えられるものじゃないし、人によって受け取りかたが違うしさー。
ケイトンは、場所見知りAND人見知りが激しいから、唯一私がいると少し安心なんだろうね。でも、揉まれてコーイって感じ。なれるまではしばらく時間はかかりそうです。
思春期の子を相手にするのは、多々ならぬ苦労がついて回るでしょうね。こんな私も、その頃は先生には常にバリアの中から接していました。思春期だから理由はないのよー。