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MacaronTV blog

雑貨屋、Cafe、本屋、花屋、インテリアなどの名古屋のSHOP、クリエーターを紹介する雑貨屋マカロンTVの管理人オーリィのブログ。現在は育児奮闘中。ドタバタな毎日を記録。

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出産の時のこと(3)

5月20日 am0:00

何らかの影響でおなかの赤ちゃんにトラブルが起こると、心拍数に変化が起こるのでそれを察知し、赤ちゃんのトラブルを守るのが「分娩監視装置」。これを、私の大きなおなかにベルトで測定器を2カ所装着した。この測定器と連動して、子宮の収縮(赤ちゃんを押し出そうとしている力)や赤ちゃんの心拍数が記録紙に折れ線グラフとなってあらわれる。それでお産の進み具合や赤ちゃんの健康状態を確認することが可能なので分娩監視装置がたえず見守っていてくれる状態で、私はベットに横たわった。

この頃の子宮口は1cmしか開なかった。生まれてくるときは10cmくらい開くらしいからまだまだだね。
陣痛は入院してすぐに始まった。10分間隔だったから、これもまだまだらしい。
でも、痛みは定期的に訪れるわけで、その度にハァハァ言って、喉が渇く。最初のうちは、何度となく口にお茶を含んでいた。
でも、少しずつ下に下がりつつある赤ちゃんに膀胱が圧迫されているのか、す〜ぐにトイレに行きたくなる。
その度に、ナースコールして看護師さんに来てもらって装置をはずして貰い、大きなお腹で点滴をガラガラと狭いトイレに持ち込んで用を済まし、パッドを付け直し、またナースコールして来て貰って装置を付け直してよっこらしょと横になる。という感じだった。陣痛でしんどいのに付け加え、その合間をぬっての1回1回が大仕事だった。
30分に一度位の頻度でトイレに行きたくなって、看護師さんを何度も呼んでしまった。

私のいる陣痛室からは、ナースステーションのナースコールが、ひっきりなしによく聞こえていた。
深夜で夜勤のスタッフも少ない中走りまわって看護しているのに、私のこんなしょうもない用事にも優しい笑顔で対応してくれていた。
来てくれる度に、たくさん声をかけてくれて、不安までも取り除いてくれた。看護師さん、あんたはほんと天使やなぁ。惚れるわ。

そこで、私は水分を控えることにした。そうすれば、トイレに行く回数も少なくなる・・・・。
その作戦は見事成功。トイレの回数は、無いに等しくなった。殆んど汗で水分は蒸発。
今考えると、脱水症状にもなりかねないのに、ずいぶんと危険な作戦を決行してたことになるなぁ。危ない危ない(@0@;)

口がカラカラになったけど、トイレに行くことを考えたら、我慢が出来た。リップクリームばかり塗ってた気がするなぁ。このリップは、乾いて、厚い層となって分娩の時には、口の周りでロウと化していたのだけど(笑)

am3:00

昨晩11時に名古屋を出たと連絡があった相方クンの到着の気配が無い。携帯電話の持込を許されていたので、ベットに横になりながら、何度となく電話するけれど応答が無い。
”事故にでもあったんじゃ・・・”
最初は運転中だからだと思っていられたけれど、時間が進むにつれて、何も連絡が入らないことが余計気になって、気がきでなかった。

am4:00

電話するが留守電に。連絡がとれない。
私のいる部屋は、看護師さんが”眠れるようなら眠ってね”といって電気を消していってくれたから真っ暗。測定器の音だけが響いていた。

寂しい。。。

陣痛は5分間隔に。まだのようだから、もう少し親を起こすのはやめておこう。ギリギリまで眠ってもらっておいた方がいいよなぁ。なんて考えながら、陣痛と戦う。
いつまで続くのかわからない痛みと向き合うのは、かなり苦しかった。

am5:00

相方と連絡とれず。

am6:00

相方と連絡とれず。すぐに留守電に切り替わる。
出産に間に合わなくちゃと急いで、事故にあったんじゃ・・・・。
事故にあったとしたら、もう連絡がこっちに入ってもいい頃では・・・・。
いろいろ頭をよぎる。
お腹の子のことまで不安になる。
1人で育てていけるかな・・・・。そんなことまで(;ー;)

am7:00

握りしめた携帯から母から連絡が入る。
母「まだ、来ないけどどうしたのかな。」
だよね〜。私も聞きたい。
オーリー「連絡がつかなくて。事故とかじゃないといいんだけど。メールしてあるからそのうちに連絡あると思う。」
母「今から、私たちはそっちに行くから。」
オーリー「ううん、8時に先生の診察があるから、その後に私から報告するから、家で待機してていいよ。相方くんと連絡取れたら、実家の方にに行ってご飯食べさせてもらってもいいかな。で、眠ってないようなら、寝かせてあげて。」
そう言って、電話を切った。

am8:00

診察で先生現る。
先生「あれ?旦那さんは来たのかな?」
・・・・・・・いいえ、何故かきておりません。
オーリー「仕事でまだこれないようです。」
先生「子宮口はまだ3センチだから、まだまだだねもう少しがんばりましょう。1人で大丈夫?」
・・・・・・・はい、大丈夫です。部屋も明るくなったし、音もたくさん聞こえるから1人って感じがしないので。
オーリー「はい、大丈夫です。」

夜は乗り切った。
それにしても、相方くんも来ないし、お腹の子も出てこないしどうしたんだろうか。
お〜い、お〜い、お〜〜〜〜〜〜〜い!!
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出産の時のこと(2)

5月19日
 
pm8:15

「あのー、やっぱり破水が始まったみたいだから、友達に電話するわ。」
ハトに豆鉄砲とはこのことで、両親はフリーズした。
母「あれ、こーわい。」
注:(飛騨弁でいろんな場面でよく使う言葉なのだけど、この場合「あちゃ〜、どうしたこったい。やっちゃったわ、アイタタタ。どうしましょう。」といったような意味)
うろたえる母。
言葉にならない父。
2人を横目に、気にしないで欲しいと必要以上に平然をよそおう私。

近くに住む友人に電話して迎えに来てもらうことになった。
娘の出産が始まるというのに、両親が揃ってお酒くさいなんて・・・顔も真っ赤だし・・・と気にしている様子なので、
「とりあえず、さっきみたいに帰されるかもしれないから私だけ行って来るよ。2人は家で待ってて。」
そう言って、入院の為の荷物を持って、迎えにきてくれた友人の車に乗り込んだ。
「あれ、こーわいなぁ。頼むさぁ。」
注:(この場合の”あれ、こーわい”とは、”本当に申し訳ないね、頼んでもいい?面目ない”といった意味合いがこめられる。)
友人に頭を下げる。
その後の2人が気になったけれど、こんな時までまるでマンガのような我が家のひとコマに、車の中では友人と爆笑だった。破水しているというのに(´д`;)

pm8:40

破水が確認され、即入院となった。
名古屋にいる相方に電話連絡。仕事が終わったら向かってくるとの事。
「まぁ、初産は早くても6時間はかかるらしいから、2時間ちょっとで名古屋からなら高山には着けるから急がないでいいよ。」と伝える。
夫と両親を呼ぶように先生に言われたので、友人に頼んで両親を迎えに行ってもらった。
しばらくして両親が神妙な面持ちで現れ、そこで3人で先生からの説明を受けた。
「羊水が濁っていました。赤ちゃんがなんらかの原因で苦しいことがあって、お腹の中でうんちをしてしまったようです。もしそのうんちを赤ちゃんが飲んでしまって肺に入ってしまうと、産まれてすぐに手術ということにもなるかもしれませんが、今のところ羊水の色も薄くなってきていますし、赤ちゃんの心臓も動いていますから、このまま様子を見ることにします。」

・・・・・・お腹の中で羊水を飲むことで、赤ちゃんは体内の機能を成熟させていきます。 そのため、羊水を飲み、おしっことして出すことは、 赤ちゃんにとって、大変大きな意味をもつことになります。正常にいけば臍帯を通して母体にいくはずのものが、臍帯がねじれたりして正常に機能しなくなる事があります。 そんな時に羊水の汚染が起き、それを飲み込んだ胎児の肺にそれが入ってしまうと生命にもかかわってくる大事になりかねる・・・・

心の中で ”え〜!!大丈夫なのぉ。様子なんて見てていいのぉ。帝王切開しなくていいのぉ〜”と思いながらも、初めてのことなので先生がそうおっしゃるのなら・・・と静かに陣痛室で待つことにした。

お腹には、赤ちゃんの心臓の様子と私の陣痛の波を測る電子ベルトを装着。腕には点滴。ベットに横たわっても、あまり自由に動けない体勢となった。
両親がそばにいてくれると、ありがたいのだけれど、心配であれやこれやと世話してくれて、しんどさが倍に感じたので、「せっかく来てくれたけど産まれそうになったらすぐ呼ぶから。」と言って帰ってもらった。

5月20日
am 0:00

いよいよ、1人で陣痛に耐える戦いが始まった。
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出産の時のこと(1)

出産の時のこと、忘れないうちに残しておこうかな。
だんだん記憶って薄れていってしまいそうだから。

出産予定日が1週間過ぎたというのに、出産の兆候にみられる”おなかの張り”や”おなかの位置が下がる”といったことが、自分では変化が感じられてはいなかった。
「たくさん歩いてね〜。雑巾がけもやるといいよ。もうお腹の子はかなり成長してるし難産は覚悟しなかんで、少しでも早く出した方がいいからね。」
そんな言葉を朝の診察に言った時に、看護士さんからもらったにもかかわらず、その日、母が「散歩いこうよ。」って言ってくれても、「なんかね〜、行きたくないんだ〜。」としぶっていた。・・・でも、私がこんなんじゃ、産まれてこようとしていても出てこれないよな

pm3:00
 
思いなおして母と3時散歩に出る。
階段の上り下りをいつもよりハードにこなす。
すると、尿とは違うことはあきらかだけれど、水が少し流れた感じがした。
”もしかして、破水?”
・・・・・普段お腹の中の赤ちゃんは、外からの衝撃や菌から羊水(ようすい)という水のクッションに守られているのだけれど、その羊水が陣痛(じんつう)という出産の兆候の前にお腹の中から出てしまうと、胎児は外界と直接に接することになり、感染の危険が生じたり、衝撃が強打となって伝わることになります。・・・・・

産前に病院で”陣痛前に起こる破水には2パターンで、チョロチョロと出る時と、一気にザバーっと出てしまうのと。どちらにしても、赤ちゃんが危険な状態になるのですぐに入院の準備をして病院に来てください。”と言われたいた。

これはきっとチョロチョロタイプだな・・・すぐに帰ろう。
母にそのことを伝えたら「うっそ、ほんと?」心配そうな顔。
私は、すぐに父に電話連絡して車で迎えにきてもらう。
家に着き、病院に連絡する頃には、水もなんだか止まったのだけど、入院の準備をして両親と私の三人で病院に向かった。
両親が「いよいよなのかなぁ。」「ドキドキするなぁ。」「あわてちゃいかん、こういう時こそ安全運転や。」なんて話しながら病院に向かう中、私は羊水は無色透明なのだけれど、さっき流れた水には鶯色の色がついていたことが気になって、そのことをずっと考えていた。

pm5:00

病院につく。さっきのような破水は自然に止まった。
検査をしたけれど、破水が止まり、子宮口もまだ開いていないので自宅に帰って様子をみてください。と言われた。
「なんだか、すみません。」
頭を掻きながら会計を済ませ、自宅に戻る。

pm6:00

ちょっと拍子抜けした感じがいささか心地よく安堵した様子の両親。
父「今日は、呑んでも大丈夫やな。病院いって帰っていいっていわれたんやで。」
母「そうやな、今日は思い切り呑めるね、お父さん。」

んんん??どうして???
今日こんなことがあったから、きっと近いと思うんだけど。。。ま、いっか(^−^)

出産予定日10日前から、いざという時に運転していかなくちゃいけないんだからと、母から大好きなお酒を止められていた父。結果予定日より1週間おくれているからトータル17日間お酒を呑んでいない父。
とても、今日また病院に向かうことになりそうだとは言えなかった。

pm8:00

夕食を終え、クイズ番組を見ていた。
再び、散歩の時に感じた時と同じように水が流れたのを感じた。トイレに行く。トイレに座った途端、その水が止まらなくなって本格的に破水がきたと確信した。部屋に戻り、そのことを告げようとした時、父はクイズ番組でやっていた問題の答えを、手を振りかざしながらテレビに向かって嬉しそうに叫んでいた。その背中を見ながら、破水したから今から病院にいくねとは、またもやとても言いにくかった(笑)
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